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また公務員が逮捕された!逮捕者が出た職場が受ける影響とは?

こんにちは。自分らしい働き方を模索中の内向型公務員SAYAmaruです😊

 

昨日、『国交省職員B-CASカード不正使用で逮捕』とのネット記事を見ました。

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6364573

 

記事によると、逮捕された国交省職員は、不正プログラムを書き込んだ「B-CASカード」を使い、有料放送を無料で視聴した疑い。さらに、この不正プログラムを元同僚に送った疑いもある、とのこと。

 

こういうニュースを見ると、ああ、また公務員が批判される、、、と暗い気持ちになります。(今回はなぜかネットのコメント欄にはNHKの批判が溢れてましたが)

 

さて、公務員が逮捕されると、当然本人は厳しく処罰されます。実刑が出れば懲戒解雇です。

 

ですが、公務員が逮捕されると、その職場も多大な影響を受けます。

 

職員が逮捕されると、職場の人事・広報担当者は大慌てです。事実関係の確認、上局(本部)への報告、マスコミからの問い合わせ対応等々。事件の大きさによっては大臣の記者会見でマスコミから質問される可能性もあり、そうなると大臣への報告、質問に対する想定問答の作成などもしないといけません。

 

今回の場合、記事によるとこの国交省職員は不正プログラムを元同僚に送った疑いもあるとのことで、現役の職員がこの不正プログラムを使用した可能性も疑われます。当然マスコミからも聞かれるかもしれません。となると、今後さらなる逮捕者が出る可能性もあり、人事担当者は他の職員の関与の有無も確認しないといけません。

 

こういった諸々の対応をこなし、マスコミの関心も薄れ、一段落、、、

ではありません。大変なのはここからです。

 

事件の性質にもよりますが、国家公務員が逮捕されると、その省庁の偉い人たちから「その職場はコンプライアンスが乱れている!何とかしろ!」とめちゃくちゃ怒られます。

 

そして、再発防止策として、残された職員への『怒涛のコンプライアンス教育』が始まります。

 

私の職場でも、過去に同じ部局の職員が逮捕されたことがありました。

その時は、人事担当者が作った膨大なコンプライアンス資料がドバッと送られてきて、全部読めと指示されました。また、外部のコンプライアンス講師による研修も実施されました。

一回や二回でなく、その後も毎年のように何かしらのコンプライアンス教育が行われました。

 

当時、私の部署が超繁忙期だったこともあり、本音を言うと、この「怒涛のコンプライアンス研修」にすごく疲れました。

同じ部局とはいえ、会ったこともない、職種も部署も勤務先も違う職員が逮捕されて、まじめに働いていた他の職員が「コンプライアンス教育」を受けさせられる。ちょっと理不尽だなぁ、と。。。

 

確かに、逮捕者が出た職場は全体でコンプライアンスが乱れていると言われても仕方ないです。私も、どこかの会社員が不正で逮捕されたら、その会社は大丈夫なのか?と疑ってしまいます。組織で働く以上、ある種の連帯責任は負わないといけないです。

 

ですが、今回の国交省職員逮捕のニュースを見て、このコロナで大変な中、毎日一生懸命働いているまじめな職員が「コンプライアンス教育」を受けることになるのかもしれないと思うと、ちょっと気の毒に思います。。。

 

 それだけ公務員は世間から厳しい目で見られているということを、日頃から認識しないといけないですね💦

 

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