上司の指示に納得できない時、内向型は自分が納得できるまで上司に意見することがあります。
上司からは面倒がられますが、納得できずストレスを溜めるよりはいいです。
逆に上司に嫌われるのが嫌なら、納得できなくても黙って従うしかありません。
自分の納得感か上司との関係のどちらかしか選べないのです。
この時、上司の機嫌を損ねずに上手に自分の意見を言う方法もあるかもしれませんが、このようなコミュニケーション術は、 内向型には費用対効果が悪いです。
上司の機嫌を損ねず上手に自分の意見を言うには、日頃から上司といい関係を築き、上司の意見も理解した上で、感情を挟まず論理的に話すテクニックが必要ですが、内向型は簡単に出来るものではありません。
上司といい関係を築くには雑談や飲み会が大切ですが、内向型は苦手です。
内向型は基本話すのも苦手なので、上司の意見も理解した上で感情を挟まず論理的に話せるようになるには、それなりに時間と労力が必要です。
費用対効果で言うと「費用」がかかりすぎます。
費用対効果の「効果」は上司に嫌わないことですが、内向型は社内政治や出世に興味がないので、さほど重要なものでもありません。
となると、「費用」に対し「効果」が小さすぎます。
飲み会や雑談で上司と仲良くなろう努力しても、本を読んで論理的に話す練習をしても、必死に頑張った割に効果は薄いのです。
だからこそ、
納得できないと先に進めない時の選択肢は2つだけなのです。
自分の納得感を得るために納得できるまで上司に聞くか、
上司との関係を大事にして納得できなくても割り切るか。
上司の機嫌を損ねず上手に意見を言うのは、内向型には費用対効果が悪すぎます。
巷のビジネス書には上手に話す方法がたくさん紹介されていますが、内向型には向いてないものもありますので、下手に手を出してストレスを溜めないようにしましょう。
