外資系の仕事術は内向型と相性がいいです。
外資系は生産性や効率性を重視するので、意味のない業務が嫌いな内向型は取り入れやすいと思います。
今回はこちらの本を参考に、内向型が取り入れたい外資系仕事術をご紹介します。
『管理職1年目の教科書 外資系マネージャーが絶対にやらない36のルール』(櫻田 毅著)
管理職1年目の教科書 外資系マネジャーが絶対にやらない36のルール [ 櫻田 毅 ]
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タイトルは管理職向けですが、管理職以外の人にも十分役に立ちます
<主なポイント>
・スピード感を生む時間活用
・無駄なく仕事を進めるルール
・決断を早くするルール
スピード感を生む時間活用
・nice-to-have(あった方がいい)の仕事はしない
明確な目的のない会議は出席しない、念のための電話はしない(メールだけで十分)、過度に資料の体裁にこだわるのはやめる、など、あった方がいいけどなくてもいい仕事はやめましょう。
・メールは保留せず即返信
メールは見たらすぐ判断して即返信するクセをつけましょう。一度見て後で返信しようとすると、何度もメールを見ることになり非効率です。
すぐ回答できない場合は時間がかかる旨返信すれば、返信しなきゃいけない心理的ストレスが減ります。
・まとまった時間とスキマ時間にやることを分ける
1日に集中できる時間は限られているのでメリハリが大事です。
企画や論点整理などはまとまった時間に集中してやり、単純作業やメールチェックなどはスキマ時間にやりましょう。
頻繁にメールを見ると集中力が途切れるので、メールを見る時間を決めておきましょう。
・報告書は先に半分書いておく
タイトル、日時、参加者、議題などは先に書いておき、終わった後で内容を埋めましょう。会議の議事録は、会議中自分に関係ない議題の時に書くこともできます。
無駄なく仕事を進めるルール
・締め切りが先の仕事も少しだけ手を付ける
時間を要するか、自分一人でできるかをまず確認し、時間を要するならすぐ始め、他の人の協力が必要なら先に依頼しておきましょう。締め切りが先でも全く内容を見ず後回しにしてはいけません。
・当たり前のルールを見直す
ルールを厳密に守ることが非効率になっているケースがあるため、趣旨を踏まえルールを無くせないか考えてみましょう。
特に公務員は前例踏襲で無駄が多いため、思い切って見直すことも必要です。
決断を早くするルール
・決断力は無理やり決める経験を重ねて鍛えていく
決断力は経験を積み重ねて鍛えていくものです。内向型いつもまでも悩みがちなため、時間を決め無理やり決断する経験をしていくしかありません。
・情報量が多ければ正しい判断ができる訳ではない
特に内向型は、何となく不安で無駄に過去の事例を調べたり人に聞いたりしがちですが、情報を完璧に入手することは不可能です。目的のために必要な情報だけを集める意識を持ちましょう。
特に内向型に意識してほしいこと
内向型に意識してほしいのは、決断力は無理やり決める経験を重ねて鍛えていくしかないことです。
内向型はあれこれ考えて決めらないため仕事が遅くなりがちです。
不安でも無理やり早く決断する経験をしていくことで、少しずつ決断する不安も減っていくはずです。
まずは、メールをすぐ返信するクセをつけるところから始めてみましょう!