内向型に向いてる仕事を探すのは難しいです。
どんな仕事もストレスは付き物。100%内向型に合うものはありません。
内向型は向いてる「仕事」ではなく、向いてる「環境」を探した方がいい。
刺激に弱く環境に左右されやすいので、どんな仕事をするかよりどんな環境で働くかが重要だからです。
同じ事務でも、会議や電話が多い職場と一人で黙々とやる職場では後者の方が働きやすいはず。
自分が働きやすい「環境」を意識し、働きやすい職場を探しましょう。
内向型が働きやすい環境
では、内向型が働きやすい環境とは何か?
自分の苦手なこと、やりたくないことをしなくていい環境です。
内向型は苦手が多いですが、克服しようとせずやらなくていい環境を考えましょう。
この時、何が苦手か具体的にしてください。
例えば、電話が苦手と言っても、電話が全くない環境を探すのは難しいです。
「知らない人との電話」が苦手なら、内部調整が中心の職場を探す。
「苦情対応」が苦手なら、その部署に配属されないようにする。
自分の苦手を明確化し、それを避けられる環境を探しましょう。
内向型に向いてない環境
以下、私が考える内向型に向いてない環境とそれを避けるアイデアを紹介します。
(少々公務員よりの考えになりますが)
怒ること、怒られること
内向型は感情の変化がストレスになります。怒られるのも怒るのも苦手。
誰かに強い態度で接しなければいけない環境は向いてません。
監査・指導する立場の部署や、危機管理系の部署はピリピリしたムードのことが多いのでNGです。
周囲とのコミュニケーション
内向型は仕事は一人でやる方が得意。上司や部下と密にコミュニケーションをとらないといけない環境は向いてません。
狙い目は部下のいないポジションです。部下指導はストレスが大きいので、部下が複数いる環境は避けるべき。
チームでやる仕事は仕事分担が明確な職場がおすすめ。ある程度一人で進められる環境がいいです。常に周囲と相談しながら進める職場はNGです。
残業が当たり前
内向型は職場そのものがストレスなので、夜遅くまで残業するの良くないです。工夫次第で減らせるならいいですが、慢性的に残業がある職場は避けましょう。
このような職場は周囲も残業して当たり前という雰囲気があり、同調圧力でストレスになりやすいです。
自分のペースでできない
内向型は自分のペースで仕事をするのが得意。
外部からの依頼や締切に影響される職場は避けましょう。
特に避けたいのは、上の指示を下に投げて下からの回答をまとめて上に報告するような調整業務。締め切りに振り回され、上と下の板挟みになりストレスが多い。
公務員にはこのような調整業務が多いので要注意です。
失敗が許されない
内向型は不安を感じやすく、過度に失敗が許されない雰囲気はストレスです。失敗しても影響が小さくリカバリー可能な職場にしましょう。
公務員の場合、法令に直結する業務は些細なミスが違法になるので避けたいです。
例えば、経理は簡単な仕事と思われがちですが、1日支払いが遅れただけ、少し金額のミスがあっただけで会計法違反になりかねず、処分の対象になります。
過剰な気遣い(忖度)
内向型は相手の反応に敏感なので、過剰な気遣いが求められる環境は良くないです。
お客様の対応や、上下関係が厳しい職場も避けたいところ。
公務員の場合、議員対応は忖度が仕事のようなもの。絶対避けましょう。
向いてる環境に変えるのも大事
内向型に向いてる環境を探すのも大事ですが、環境はそう簡単に選べないもの。
今いる環境を向いてる環境に変えることも大事です。
電話、会議、雑談。
苦手なことはたくさんあると思いますが、仕事だからと我慢したり克服しようとするのでなく、やらなくていい方法を探してみてください。
組織は外向型中心なので、もともと内向型は仕事がやりにくい環境なのです。
外向型中心の環境に我慢する必要はありません。
ストレスなく働くために、自分が働きやすい環境に変えていきましょう。
コロナは内向型が働きやすい環境に変える絶好のチャンスです⇩
https://twitter.com/SAYAmaru510/status/1396968813015437318?s=19