本の感想ブログを書くのが苦手な方はいませんか?
私は読書が大好きで、1ヶ月に30冊くらい読みます。
せっかくブログをやってるんだから本の紹介や感想をブログに書きたいと思ってるものの、上手く書けず何度も挫折してきました。
私のように、読書は好きだけど感想ブログがうまく書けない方に是非ご紹介したい「読書感想のテンプレート」があります!
『ビフォー + 気づき + To Do』
です。
こちらは精神科医で作家の樺沢紫苑さんのベストセラー『アウトプット大全』で紹介されています。
価格:1,595円 |
この本ではアウトプットの重要性とそのやり方が詳しく書かれています。
読書感想ブログもアウトプットの一つです。
本を読んだら感想を書く、そうすれば記憶に定着し、本の内容が身に付き、自己成長につながる、本を読んでもアウトプットしなければ意味がない、とのこと!
ビフォー+気づき+To Do の説明
テンプレートを具体的に説明します。
まず、ビフォーは本を読む前の自分についてです。
なぜこの本を読もうと思ったのか、どんな悩みを抱えていたのか。
気付きは、本を読んで得た知識や思ったことなど、まさに本を読んで得た気付きについて書きます。
最後のTo Doは、本を読んだあとの自分についてです。
読む前に抱えていた悩みがどう解決されたか、本を読んで自分にどんな心境の変化があったか、これからどんなことをやっていきたいか。
以上です。
すごく簡単ですよね!
このテンプレートを使って『アウトプット大全』の感想を書いてみるとこんな感じになります。
私は今まで、読書は好きだけど感想を書くのが苦手でした。(ビフォー)
『アウトプット大全』を読んで、読書感想は「ビフォー+気づき+To Do」のテンプレートを使えば簡単に書けることを知りました。(気づき)
これから、本を読んだらこのテンプレートを使ってブログに感想を書いていこうと思います。(To Do)
これを基本の型にして、もっと具体的に書いていけば、1000文字くらいの読書感想ブログは書けると思います。
ちなみに、こちらの過去記事は、「ビフォー+気づき+To Do」のテンプレートを意識して書いてみたものです。
小説の感想の書き方
「ビフォー+気づき+To Do」のテンプレートは、ビジネス書などの感想には使いやすいですが、小説の感想は少し書きにくいかもしれません。
ビジネス書は明確な目的があって読みますが、小説は何となく気分で読むことが多いので、気づきが書きにくいと思います。
なので、小説の感想は登場人物の生き方に対し自分がどう思ったかを意識して書いたらいいと思います。
登場人物の生い立ちや行動、感情について、共感できる部分があれば全く自分と違う部分もあります。
こういったことを「気付き」とし、これを知る前と後の自分を「ビフォー」と「To Do」にします。
私の一つ前のブログで『ソロモンの偽証』(宮部みゆき著)の感想を書きましたが、テンプレートに忠実に沿って書くとこんな感じになります。
私は自分の両親とあまりいい関係が築けていなくて、たまに悩むこともありました。(ビフォー)
『ソロモンの偽証』に登場する柏木宏之が、弟ばかり気にかける両親に対し不満を持ったり、親の関心を独占する弟へ怒りが湧いたりするのを見て、私と同じだなと思いました。(気づき)
小説の中とは言え自分と同じ気持ちを持つ人がいることを知り、私だけじゃないんだなと思えて心が少し楽になりました。(To Do)
『アウトプット大全』の著書・樺沢紫苑さんは、小説は自分と向き合うための道具だとおっしゃっています。 (下段リンクの樺沢さんのYoutubeでお話しされています)
小説を読むことで、他人の人生を生きることができます。自分では生きられない人生を体験することができます。
自分が主人公の立場だったらどうするか?私だったらこう思う!と考えることが自己成長につながります。
小説は自分と向き合うための道具というのは本当にその通りだなと思います。
『ソロモンの偽証』の感想に書いた通り、この小説を読んで、親との関係が上手くいかないのは私だけじゃないし、悩んでも仕方ないなと思うことができました。
それに、ブログに書いたことでより一層そう思えました。アウトプットの力ですね!
こちらの樺沢さんのYoutubeで小説を読むことについてお話しされています。
大事なのはアウトプット(=書くこと)!
超簡単に書ける、読書感想ブログのテンプレートとして、「ビフォー+気づき+To Do」をご紹介しました。
一番大事なのは、アウトプットすることです。
テンプレートを意識すると逆に書きにくくなる場合は、思いつくままに書いてしまえばいいと思います。
下手でも何か書くことが自己成長につながります!
私も、これからはもっと積極的に読書感想ブログを書いていこうと思います😃