刺激に弱い内向型にとって、休むことは重要です。
疲れてからではなく疲れる前に休むべきなのですが、意外と自分の疲れには気づけないもの。
そこでおすすめしたいのが【日常生活のルーティン化】です。
疲れに気づけないのは、そもそも通常時のコンディションを知らないから。
日常生活をルーティン化すると通常時の自分の状態が分かり、不調に気づきやすくなります。
日常生活のルーティン化のやり方
まず、自分が毎日やっていることを書きだします。
起床・就寝時間、通勤中にやること、勉強や運動の習慣、自炊するか否かなど、無意識にやってることを思い出し全部書いてみて下さい。
書き出したものが「日常生活のルーティン項目」になります。
全部できた日は普通の日=疲れてないです。
1日の終わりにルーティン項目がいくつできたか確認してみて下さい。
できなかった項目が多いときは何らかの不調が出ているサインです。
毎日手帳などに書いて自分の状態をチェックしていきましょう。
ルーティン通りいかない日が続いたら、あなたは疲れているのです。
実感がなくとも、自分は疲れているのだと自覚して早めに休みましょう。
例えば、
通勤中に英語を勉強するのがルーティンなのにやる気が出ない、いつもは自炊なのに惣菜を買うのが増えた、寝る前の読書が楽しみだったのに最近スマホをダラダラ見てしまう。
こんな風にルーティンが乱れてるのは全て不調のサインです。
意識しなければ気がつけないものです。
睡眠時間を増やす、美味しいものを食べる、週末は家でゆっくりするなどして早めにケアしましょう。
気づく力は幸せになる力
疲れに気づくのはメンタル面でとても重要です。
内向型は疲れやすいので、疲れたと思った時にはすでにメンタル不調になっていることが多いのです。
疲れは溜まれば溜まるほど回復にも時間がかかりますが、忙しい社会人は簡単に休めないため、メンタル不調になっていくのです。
こうならないために、疲れに気づく力を身に付けなければいけないのです。
自分の状態をアウトプットするのは一番いい方法です。
日常生活のルーティン化で自分の状態を日々アウトプットし、気づき力を上げていきましょう!
作家の樺沢紫苑さんの著書『精神科医が見つけた3つの幸福』で、気づく力の重要性が書かれています。
自分の健康や体調に気づく自己洞察力を高めることは幸せにつながるそうです。
私の経験ですが、日常生活のルーティン化をして日々自分の状態をチェックしていると、何でもない日常のありがたさに気づきます。
ルーティンが乱れた日が続くと、普通に朝起きて仕事に行ってご飯を食べて、ルーティンを淡々とこなせる日は普通に幸せなんだなと思えるようになりました。
疲れに気づく力は、疲れてない自分が幸せだと気づく力です。
自己洞察力を上げて、普通の幸せを増やしていきたいですね!