「ゼロか100か」の完璧主義者は、自分の理想通りにいかなかったら落ち込み、自信を無くしてしまいがち。
完璧主義は良くないと分かっていても性格はそう簡単に変えられないもの。無理に直そうとすること自体がストレスになることもあります。
そこで、完璧主義を直さず精神的にラクになれる方法を考えてみました。
目標を低くして100点を目指す
完璧主義者は目標が高すぎることが多い。
特に内向型は計画的に物事を進めるのが得意なので、緻密すぎて無謀な計画を作ってしまいがち。
高い目標を完璧にこなそうとして疲れ果て、さらに完璧にできないことに落ち込む悪循環です。
問題は完璧にやろうとすることではなく、高すぎる目標なのです。
なので、目標自体を下げてしまえばいいのです。
低くした目標に対し100点満点を目指しましょう!
・毎日英語を1時間勉強する! ⇨ 毎日10分だけ真剣に勉強する
・仕事のミスをゼロにする! ⇨ 締め切りを守ることだけは完璧にやる
・毎日ランニングする! ⇨ 週に1回だけランニングする
低すぎるかなと思うくらい思い切って下げてください。
低い目標を完璧にこなすことが自信につながり、上手くいくのです。
完璧主義を直してはいけない理由
完璧主義を無理に直すのはデメリットがあります。
内向型は、計画的にきっちりこなせるのが長所。
完璧にできたことに達成感を感じ、それが自己肯定感のよりどころにもなります。
下手に完璧主義を否定すると、中途半端な自分が嫌になり自信を失ってしまうかもしれません。
計画的に完璧にこなせる内向型の良さが活かせずもったいないです。
完璧にこなそうとする自分自身は否定せず、目標だけを下げるようにしましょう。
低い目標の方がいい結果が得られる
とは言え、低い目標を設定することに不安を感じるかもしれません。
でも大丈夫です。
高い目標を掲げて途中で挫折するより、低い目標を完璧に続けていく方がいい結果が得られます。
私の経験談ですが、かつて英検1級取得を目指し1日3時間勉強する目標を立てたことがあります。
最初は頑張っていたものの徐々に続けられなり、完璧にできない自分が嫌になって勉強自体やめてしまいました。
1日3時間という目標が少しでも達成できないと急にテンションが下がり、一気にやる気がなくなったのです。
疲れた日は5分だけでも勉強すればいいと柔軟に考えられれば良かったですが、完璧主義の私はどうしてもできませんでした。
そこで、1日15分だけ勉強する、と目標を変えました。
何でもいいから1日15分だけ絶対に勉強すると決めたら前よりラクに続けられ、1年後に英検1級に合格しました!!
最初はたった15分でいいのかと不安でしたが、1日3時間の時より集中力やとがUPしたように思います。
何より毎日15分の勉強を1年間完璧にこなした自分に満足し、自信がつきました。
高い目標を挫折して自信を失うより、低い目標を完璧に続ける方がいいのだと実感した経験です。
まとめ
完璧主義を直さず精神的にラクになれる方法は、目標を低くして100点を目指すことです。
無理に直そうとするのはストレスです。
計画的に完璧にこなせる内向型の良さが活かせません。
目標は思いっきり低くしましょう。
低い目標でも大丈夫。
完璧に続けることで、高い目標を挫折するよりいい結果が得られます。
完璧主義で悩んでる皆さん、完璧主義の自分を否定するのはやめて、まずは目標を低くすることから始めてみましょう!