先日職場で、「理想の公務員像」なる資料を発見しました。
それによると、今後求められる理想の公務員は
「専門分野を極めたスペシャリスト」
だそうです。
今のような広く浅くのゼネラリストでは通用せず、今後は高いスキルを持ったスペシャリストが必要になるとのこと。
これは内向型にとって良いことではないでしょうか!
内向型は一つのことを極めるスペシャリストが向いています。
これからは内向型公務員が活躍できる時代なのかもしれません!!!!
、、、と言いつつ、現実は全然違います。
日々の業務に追われ一つのことを極める時間も余裕もありません。
これは公務員の人事制度に問題があると私は思います。
公務員は2年おきに異動があります。
私のような勤続10年の職員でも、全く経験したことのない部署に配属されることは多々あります。
その場合、一から仕事を覚えないといけません。
ですが、誰も私に丁寧に仕事を教えてくれたりはしません。
課のメンバーはそれぞれ違う仕事をしているので、自分以外の仕事はほとんど知らないからです。
なので、着任したその日から前任の残した引継書だけを頼りに仕事をしていきます。
この引継書は公式な書類でも何でもなく、前任が善意で作ってくれた仕事のマニュアルみたいなもので、もちろん完璧ではありません。
前年の書類を見て、分からないことはその都度前任に電話で聞き、失敗しながら必死に仕事を覚えていきます。
こうやって1年、2年が過ぎ、やっと自分なりのやり方が見えてきたところでまた異動です。
こんなやり方でスペシャリストになれる訳がありません。
と、愚痴ばかりいっても仕方ないので、こんな状況でも内向型らしくスペシャリストになれる方法を考えてみました。
今できることは、自分の得意な、好きな業務を早めに見つけて、その仕事を選んでたくさん経験していくことじゃないかと思います。
人事担当に言われるがまま異動するのではなく、自分のやりたい仕事を積極的にアピールし、その仕事を勝ち取っていくことが必要だと思います。
自己肯定感の低い内向型にとって自分の得意を見つけるのは難しいですが、私も頑張って探していこうと思います✨