こんにちは。自分らしい働き方を模索中の内向型公務員SAYAmaruです😃
異動シーズンの風物詩、あいさつ回り!
「〇〇課のSAYAmaruです。7月1日付で△△事務所に異動になりました。在勤中はお世話になりました。今後ともよろしくお願いいたします!!」
っていう定型文を、異動する職員が連れ立ってすべての部署を回って挨拶していきます。
こういうのって公務員だけでしょうか?少なくとも私が採用された10年前から変わらずやっています。
昔から思うんですが、この挨拶回り、本当に必要でしょうか???
正直言うと、すごくムダだと思うんですよね。
小さい事務所で、異動者が一人や二人だけなら顔を覚える意味でやってもいいかもしれません。ですが、何百人もいる事務所で、何十人もの異動者がとっかえひっかえ異動の挨拶に来ても、顔も覚えられないし、挨拶される方の手も止まって仕事の邪魔です。
特に、人数の多い霞ヶ関では異動日は挨拶回りの対応で1日仕事にならないなんてこともあります。
私自身も異動の際、同じような挨拶回りをやりました。お世話になった部署ならまだしも、1ミリも関わってない部署に行って「お世話になりました!」って言うのにすごく違和感があったし、この時間もったいないな~って思いました。
こんな形式だけのムダなことするより、お世話になった人だけに個人的に挨拶に行くとか、私のような内向型人間ならメールだけで済ませるとかで十分だと思います。
ですが、この挨拶回りは一種の義務のようになっていて、同調圧力の強い公務員の世界で自分だけ辞めるわけにはいきません。
昔、若手職員と幹部の座談会で挨拶回りの廃止を提案したことがあるんですが、「こういうのは社会人として大切だからね~」と一蹴されました😢
ですが、朗報があります。
コロナの影響で、挨拶回りを自粛するよう上からお達しがでたんです!挨拶回りなんて自ら密を作りに行くようなものですからね。
この流れでこのまま挨拶回りの習慣もなくなってほしいです。
が、自粛命令が出たにもかかわらず、やっぱり挨拶回りする職員がいるんです。主に上の世代の上司たちです。そこまでして挨拶回りしたいの!?と思ってしまいます。
まぁ、私たちのような下っ端役人が事務所内を挨拶して回るくらいなら組織外の方に迷惑をかけてないのでいいと思うんですが、困るのが、事務所の幹部たちの挨拶回りです。
幹部となると、異動時に多くの関係機関に赴いて挨拶をします。
本当にお世話になった、あるいは組織としていい関係を築く必要がある関係者には、幹部として直接会って挨拶するのも必要だと思います。
ですが、中には、幹部の個人的な理由で挨拶に行く時もあります。
退職する幹部は、その数か月後には関係団体に天下りします。そして、挨拶にいく関係機関の幹部たちも、同じように天下りしたOBたちです。
なので、仕事では全然お世話になってない関係機関でも、OBがいるという理由だけで挨拶に行くことがあります。
自分も数か月後にはOBの一員になるので、OB人生を円滑にするために先輩方には挨拶しとかなきゃ!って感じなんだと思います。
幹部の挨拶回りとなると、私のような下っ端が相手先のアポをとり、各機関の日程を調整し、時には自分が運転し(運転苦手なのに!!)、一緒に随行しないといけません。この一連の作業、めちゃくちゃ面倒なんです。
さっき書いた通り、直接会って関係を築くことで双方にメリットがあるなら、こういう作業をやる意義も感じられます(内向型人間は意義のある作業は頑張れます)。
ですが、明らかな自分のための挨拶回りだと、そんなの部下に手配させずに個人的に行けよ!って思っちゃいます。
挨拶をしに行く関係機関の方も、わざわざ予定を調整してくれたり、入り口でお出迎えしてくれたりするので、正直迷惑になってると思います。
これだけでもかなり愚痴ってますが、さらに納得いかなかったのが、このコロナ禍でもOBへの挨拶回りをしに行く幹部がいたことです。
「この時期に挨拶回り行くか、、、!?」って疑問に思いましたが、幹部が行くと言ったら従わざるを得ません。
さりげな~く、コロナが心配なので挨拶回りやめるよう提案したのですが、「OBの〇〇さんは挨拶しないと怒られちゃうからね~アハハ~♪」みたいに言われ、「だったら一人で行け!!!!!!」って心の中で叫びました(笑
こういう幹部がいるのが私の職場だけなことを願いますが、たぶん他にもいるんだと思います。。。
公務員の働き方改革!とか、業務効率化!とか言われてますが、こういうちょっとしたムダな習慣から無くしていく必要があるのではないかと思います。
こういう習慣を「ムダ!」と思えるのが内向型人間の良さだと私は思うので、機会あれば挨拶回り廃止をまた提案してみようと思います✨