「怒り」の感情が苦手。だったら隠さず、あからさまな「拒否反応」を示そう！

こんにちは。自分らしい働き方を模索中の内向型公務員SAYAmaruです😊

怒りっぽい人って周りにいませんか？

ちょっとしたことで部下に怒ったり、お店で店員さんに怒ったり。

内向型人間は「怒り」の感情が苦手です。自分が怒るのも怒られるのも嫌ですが、誰がが怒ったり怒られたりするのも同じくらい嫌いです。

こういうとき、内向型人間は自分の嫌な気持ちを隠して平静を装ったり、時には場の空気を良くしようと気を遣ってしまいがちです。

ですが、嫌な気持ちを隠さず、あからさまな「拒否反応」を示すことも必要ではないかと思います。

明るく社交的な外向型人間の人たちは、感情の切り替えが得意です。怒るときは怒るけど、いつまでも引きずりません。

一方、内向型人間は感情をいつまでも引きずりがちです。

社会では、気持ちの切り替えが得意な外向型人間が素晴らしく、いつまでも引きずる内向型人間はダメ、と見られてしまいます。

ですが、それっておかしくないでしょうか？？？

内向型人間が感情を引きずってしまうのは脳の構造によるもので、本人が悪いわけではありません。むしろ、誰かが安易に怒ったりしなければ内向型人間も嫌な気持ちにならずに済みます。

こっちの気持ちも考えず怒りたい時に怒って、「気持ちの切り替えができない方が悪い！！」って言う方が乱暴な考えではないでしょうか？？

なので、内向型人間は、「あなたたちが安易に怒るとこっちはストレスになって困るんだ！！」という気持ちをもっと伝えていく必要があるのではないかと思います。

先日、とある外向型人間の先輩と居酒屋に行ったとき、先輩がお店のサービスに怒りだしたことがありました。

怒った理由はたいしたことではありませんでしたが、先輩はひとしきり店員に怒った後、何事も無かったかのようにコロッと気持ちを切り替えて宴会モードに入りました。

私は先輩が怒ってる間すごく嫌な気持ちになりましたが、先輩に気づかれないよう平静を装いました。先輩が怒ったことに対し「怒って当然です」みたいなことも会話の流れで言いました。モヤモヤした気持ちはその後もずっと引きずってて、その日はすごく疲れました。

こういう風に自分の気持ちを隠してると、私だけが損をしてしまいます。先輩は気持ちを切り替えられるからいいけど、私はできません。

先輩に「あなたが怒ると私は嫌な気持ちになるからやめてください！」という気持ちを伝えないといけません。

とは言え、面と向かってこんなこと言えないので、例えば、

・嫌な顔を無理して隠さない

・先輩が怒り出したら席を立つ、スマホをいじる、など、自分は巻き込まれたくないことを示す

・怒ったことに対し同意を求められても「私はそう思いませんよー」と同意しない

くらいの態度をとってもいいと思います。

こういう「拒否反応」を続けていけば、先輩も私の前では怒りにくくなるかもしれません。

先輩に嫌われるかもしれませんが、今後も怒りっぽい先輩と付き合ってストレスを溜めるくらいなら、嫌われて距離をおく方がいいです。

もちろん、その場の状況や相手との関係性にもよりますが、少なくとも、気持ちを切り替えられない自分が悪い、という考えは辞めるべきです。そういう気持ちにさせた相手が悪い！くらいに思っていいと思います。

最後に、

私がこういう考えに至ったのは、ミニマリストしぶさんの著書『手ぶらで生きる。』を読んだ影響が大きいです。

しぶさんはミニマリスト界のカリスマ？で、この本には単にモノを捨てることだけではなく、人間関係やお金との付き合い方など、ミニマリストらしいシンプルな生き方が紹介されています。

その中で私が影響を受けたのが、しぶさんの「好き」と「嫌い」をはっきりさせる考え方です。

しぶさんはタバコが嫌いで、とある飲み会で知人に「タバコ吸っていい？」と聞かれたとき、「吸ってもいいけど、俺は帰るよ」と答えたそうです。

タバコが嫌いな自分の前でタバコを吸うような人とは付き合わない、人間関係も損得勘定で考える、とのことです。

すごいハッキリしてますよね。これを読んだ時びっくりしました。

しぶさんの「タバコ」が私にとって「怒ること」です。

なので、「怒ること」は嫌いだと伝え、それでもすぐ怒るような人は自分にメリットがないので付き合わない、と考えてもいいのではないか、と思うようになりました。

「怒ること」の必要性は賛否両論ありますが、「怒ることが嫌い」という気持ちは決して間違ってないです。

自分のメンタルを守るために、嫌な気持ちを隠さず「嫌いなものは嫌い！」とハッキリ言うことも大切だと思います✨

自分らしく生きる！