自分らしく生きる!

30代後半の内向型人間。生きづらさを解消して楽に生きる方法を模索中!

不安や不満を感じている新人公務員の皆さんに伝えたいこと

4月に入省した新人公務員の皆さん

今、何となく不安や不満を感じていませんか??

  

新人の皆さんは、不安だけど1日でも早く仕事を覚えて頑張ろう!と前向きな気持ちで入省してくれたと思います。

 

一方、受け入れる職場側は、皆さんの不安ややる気に向かい合う余裕がありません。

4月の役所は、忙しすぎて新人にかまっている余裕がないのです。

 

民間企業には、新人一人に若手社員一人をメンターとして配置するところもあるそうですが、残念ながら公務員でここまで余裕のある職場はまずないです。

 

今回、私が新人公務員の皆さんにお伝えしたいのは、今皆さんが不安や不満を感じてるの当然で、それは職場が悪いのであって皆さんが悪いのではないですよ!ってことです。

 

そして、皆さんの不安と不満を多少和らげるために、職場が新人を受け入れる体制を取れない理由と、どうすれば不安や不満をあまり感じず過ごせるか、私なりのアドバイスをお伝えしたいと思います。

 

 

まず、職場が新人を受け入れる体制を取れない理由は4つです。

①新人が配属される部署は必ず4月が忙しいから。

②先輩職員も異動したばかりで余裕がないから。

③教える先輩は新人に慣れていないから。

 

理由①新人が配属される部署は必ず4月が忙しいから。

新人は、総務、人事、会計と言った内部管理系の部署に基本配属されますが、これらの部署は4月が一番忙しいのです。

4月は人事異動時期なので総務や人事は異動関連の仕事に忙殺されます。

また会計は、年度切り替えなので決算作業で大忙しです。

私は昔経理課にいましたが、この時期は毎日終電でした。

 

こんな状態で新人が来ても、十分にケアすることができません。先輩職員は自分の仕事で精いっぱいです。

 

理由②先輩職員も異動したばかりで余裕がないから。

4月は異動時期のため、上司の先輩も異動して来たばかりというのも珍しくありません。中には、4月1日に上司が引っ越し中でまだ着任していないケースもあります。

そもそも教える側の先輩も仕事を覚えてないのに、新人に仕事を教えられるわけがありません。

 

先輩に聞いても先輩も分からないので教えてもらえないし、自分が先輩に聞くと先輩の仕事が増えるので聞きにくい。

こういう状況に不満や不安を感じてしまうこともあると思います。

 

③教える先輩は新人に慣れていないから。

これは新人の皆さんに一番知っておいてほしいことなんですが、先輩職員は基本的に新人の指導に慣れていません。

 

公務員の大幅な人員削減により部下となる若手職員が少なくなったため、そもそも部下を持ったことのない職員が多いのです。

私はもう30代の係長ですが、部下を持ったことは一度しかありません。

 

新人を指導するのはとても難しいです。ある程度経験が必要ですが、その経験ができる人はほとんどいません。

 

上司も新人とどう接したらいいか分からず不安なんです。

 

ちゃんと教えてくれない、気にかけてくれない、ほったらかしにされる、、、等々、上司への不満はあるかもしれませんが、大目に見てあげてください。

 

 

アドバイスは、言われたことだけやればいい、と言う気持ちでいることです

周りは忙しそうなのに何もできない自分に不安になったり、もっと仕事を覚えたいのに全然教えてくれないことに不満を感じたりするかもしれません。

でも、これは仕方のないことです。先輩たちも悪気があってやってる訳ではありません。

 

なので、4月~5月中は、言われたことだけやればいい、という気持ちでいてください。

 

積極的に動かなきゃいけない、言われなくてもやらなきゃいけない、と思う必要は全くありません。

もちろん分からないことは遠慮せず先輩に聞いていいですが、思うような回答を得られなかったら、仕方ないと割り切ってください。

それで何か問題が起きても、それは職場の責任なので皆さんは一切悪くないです。

 

 

こんな受け身でいいのかなと思うかもしれませんが、先輩のホンネとしてはそれば一番有り難いです。

 

5月中旬くらいになれば仕事も落ち着き、新人にしっかり仕事を教えてくれるようになります。

それまでは自分の扱いに不安や不満を感じても、仕方ないと思って割り切ってください。

イライラ、モヤモヤしてメンタル的に疲れるのが一番よくないです。

 

 

最後に伝えたい一番大切なこと

最後に、新人公務員の皆さんに一番伝えたいこと。

 

 

私たちは、皆さんが入省してくれて、本当に本当にうれしいのです!

 

民間含めたくさん選択肢がある中で、あえてこの職場を選んでくれたこと、第1志望じゃなかったとしても4月1日にちゃんと登庁してきてくれたこと、まともに仕事も教えられていないのにめげずに毎日出勤して来てくれること。

それだけで十分です。本当に感謝です!!

 

不満や不安を感じている方もいると思いますが、どうか最初だけだと思って乗り切ってください!

そのうち仕事にも慣れて、楽しいなと思える瞬間がきっときますよ😃

 

 

でも、それでも辛いな、しんどいなと思ったら遠慮なく休んで大丈夫ですよ。

やっぱり無理!と思ったら退職しちゃっていいです。

 

 

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高圧的なクレーム電話には、役所も毅然と対応すべきでは!?

内向型の私が嫌いな業務、それは「電話対応」です。

職員同士の電話ならまだいいですが、一般の方からの電話はめちゃくちゃ緊張します。

 

中でも、本当に本当に嫌なのが、高圧的な態度のクレーム電話です。

大声で怒鳴ったり、きつい言葉で攻め立てたり、いつまでもネチネチ話し続ててきたり、こういう高圧的クレーム電話がたくさんかかってきます。

私の同僚は、かつて4時間もクレーム電話に付き合わされたことがあるそうです。

4時間って、勤務時間の半分じゃん。。。

 

もちろん、中にはもっともなことを言う人もいます。

役所に電話しないと解決しないこともあるので、電話するなとは言いません。

でも、どんな事情があっても、高圧的な態度で一方的に職員を攻め立てたりするのはおかしいと思います。

 

役人には何を言ってもいい!って思ってるでしょうか?

役人だって人間です。ひどいことを言われるのは辛いです。落ち込みます。

 

特に腹が立つのが、本来の目的から外れて、こちらの態度や言葉尻をとらえて攻撃してくる人です。

 

役所で最初に電話に出るのは、だいたい若手職員です。

まだ働き始めて1-2年、電話対応もそんなに慣れてないです。

高圧的なクレーム電話がきたら委縮するし、おどおどしてしまうこともあります。

当然です。私もそうでした。

 

でも、高圧的クレーマーはそれをいいことに、もっとはっきり言え!とか、何言ってるのか分からねえよ!とか、今のセリフおかしいだろ!言い直せ!とか、平気で言ってきます。

もう電話の目的とかどうでもよくて、ただ職員を攻撃したいだけです。

 

電話が終わった後、涙目になってる若手職員や、もう電話がこわいですって言う職員をたくさん見てきました。

 

気にしないで、とか、これも仕事だと割り切るしかないよ、とか言うしかないのですが、正直言うと、私自身が割り切れないです。

年配職員の中には、そんなことぐらいで落ち込むなよ!とか、最近の若手は弱い!みたいなこと言う人もいますが、それは違うんじゃないかなと思います。

 

そんなことぐらい、と言いますが、一方的にひどいことを言うのは明らかに相手が悪いし、言われた方が傷つきます。

これがメンタル疾患につながってしまう可能性もあります。

 

高圧的なクレーム電話への対処法は、なるべく相手を刺激しないこと、相手の話を真摯に聞くこと、自然に相手が納得して電話を切ってくれるまで辛抱強く付き合うこと、と教わりました。

 

状況にもよりますが、どんな理不尽な電話でも基本的には親切丁寧に対応しなければいけないと言われています。

 

でも、高圧的なクレーム電話には、役所も毅然と対応すべきでは!?と思うんです。

 

というのも、一部の民間企業では、悪質なクレーマーは相手にしない、毅然と対応するという雰囲気が最近はあるそうです。

 

例えば、私の知人の会社ですが、理不尽なクレーム電話に対しては、ある程度時間がったったら電話をほぼ強制的に切るそうです。そういうマニュアルになってるんだとか。

 

また、先日ネットで見たのですが、毎回レジ袋について高圧的な態度で文句を言ってくる客が居て、店員さんが「毎回こういう態度をされるなら今後うちには来なくていいです!」と毅然と言ったところ、次からその客の態度が良くなったそうです。

ネットなので創作かもしれませんが、少なくともネット上にはこの店員さんを支持するコメントがたくさんありました。

 

高圧的クレーマーは、相手を傷つけます。

行政サービスももちろん大事ですが、これからは理不尽なクレーマーから職員を守ることも必要ではないでしょうか!?

 

つい先日、こんなことがありました。

全く所掌外の問い合わせが私の職場にかかってきて、電話に出た若手が「うちの所掌ではないので分かりかねます」と答えたら、「じゃあどこに電話したらいいのか教えろよ!!」って怒鳴って言ってきたんです。

 

いや、そんなん自分でググれよ!!!役所は何でも屋じゃないんだよ!!!って心の底から思いましたが、そうは言えないので、その若手と一緒に急いでネットで検索して、電話したらいいと思われる連絡先を教えてあげました。

 

同じ省庁の局や部署なら窓口を調べて教えてあげるべきかもしれませんが、今回はうちと全く関係ない、とある民間サービスの問い合わせ先でした。

 

正直、こんなの「所掌外なので分かりかねます」って電話を切ってしまいたいです。

それでも百歩譲って、丁寧に「どこに電話したらいいか教えてもらえませんか?」って丁寧い聞いてくれたら、こちらも調べてあげよう、って気持ちになれます。 

 

この手の問い合わせは意外と多くて、時間は取られるし、電話に出た若手は落ち込むし、業務に支障が出ます。

一度上司に、「所掌外ですので分かりかねます」って電話を切ったらダメでしょうか?と相談したことがあるんですが、それは新たなクレームにつながるからやめた方がいい、と言われました。。。

 

まぁ、私が責任ある上司の立場なら同じこと言うと思うので、仕方ないです。

 

昔に比べたら公務員への風当たりも弱くなってると思いますが、それでも役人に対して高圧的な人はたくさんいます。

 

働き方改革!とか声高に叫ばれてますが、職員(特に私のような電話が苦手な内向型職員)のメンタルを守るためにも、高圧的なクレーム電話には、役所も毅然と対応すべき!という雰囲気を作ってほしいなぁと思います。

 

河野大臣あたりがこういうこと言ってくれないかな、、、😃

 

3.11のニュースを見るのが辛い。家族の絆が協調されるのが特に辛い。。。

私は3月11日はニュースを一切見ないと決めています。

私自身は被災者ではなく、家族や友人等も被害を受けていませんが、震災関連のニュースを見ると辛くなります。

 

具体的に何が辛いかと言うと、「家族の絆」を強調するニュースです。

その年の漢字も「絆」だったと思います。

 

亡くなった家族への思いを涙ながらに語ったり、避難生活で家族の絆が強くなったと話す被災者の方のインタビューなどを見るのが辛いです。

 

というのも、私が家族とあまりいい関係を築けていないからです。

 

昔から実家は私にとって落ち着く場所ではありませんでした。

 

特に母親がストレスでした。

母親は、「普通でいい」が口癖の人でした。

「普通いい」じゃなくて「普通いい」です。

 

内向型の私にとって、「普通」は嫌な言葉です。

今でこそ内向型らしく生きようと割り切っていますが、それまでは普通をめざしてずっと苦しんできました。

 

内向型の良さって、120点の所もあれば40点も所もあるところです。得意なことはとことん得意だけど、苦手なことはとことん苦手。ずっと平均点をとるのは難しい。

 

でも、母親は常に平均点をとれることを良しとする人でした。

特にすごいことや変わったことはしようとしてほしくない、とりあえず普通でいてほしい。

普通に学校に行って、普通に友達と遊んで、無理せず行ける範囲の大学に行って、普通に就職すればいい。いつもこんな感じでした。

 

私が公務員になったのも、母親の影響があるかもしれません。

田舎の人にとって、公務員は最高に「普通」の職業です。

 

悪気はなかったと思うんですが、母親のこういう雰囲気がすごく嫌でした。

普通じゃないところに私の良さがあるのに、それを否定されているような気がしてました。

 

高校卒業して実家を出てからだんだん疎遠になり、今はほとんど帰省していません。

 

昔は帰省しないといけないと思い、嫌でも年1回は帰省してたんですが、5,6年前に毒親に関する本を読んで、親が嫌なら距離をおいてもいいんだと気づき、それから帰省するのをやめました。(母親を毒親とは思ってないですが、、、)

今はたまにメールするくらいです。電話は基本出ません。しんどいときはメールも返しません。

 

昔は母親の言葉にモヤモヤして、時には腹が立って寝られないこともあったのですが、帰省や電話をやめてからすごくラクになりました。

 

ただ、これでいいのかなと罪悪感を感じることは今もあります。

親といい関係を築けていないことは自己否定にもつながり、実の親とすらまともな関係を築けない私はやっぱり人としてダメだなと思います。

 

でも、これは仕方ないです。

自分を不幸にしてまで親と付き合う必要はない、と毒親関連の本に書いてあったのですが、本当にそうだと思います。というか、そう思って自分を保っていくしかないです。

 

で、前置きが長くなったのですが、自分の幸せのために親とは距離をおいて生きていくと決めた私にとって、家族の絆を強く強調する震災関連のニュースはすごく辛いです。

 

数年前に、母親を亡くした高校生の女の子が、「お母さん、愛してるよ」と涙ながらに手紙を読んでる映像を見て、ほんと辛かったです。

 

私の親は生きてるのに、この女の子のように親を心から愛せない自分への罪悪感、自己否定感でいっぱいになりました。

 

また、災害時に一番大切なのは「家族の絆」です!みたいなニュースも見てて辛くなります。

家族と疎遠な私は、きっと震災時に辛く孤独な思いをするんだろうな、と思ってしまいます。

 

家族の絆が大事なのは言うまでもないですが、みんながみんな持ってるものではないと思います。

 

内向型は無理に人と付き合う必要はないと言われますが、そこには親も含まれるのではないでしょうか?

親と言っても自分と違う人間、合わないものは合わないです。

 

震災関連のニュースを見ないのは何となく人としてダメな気がするんですが、でも一番大事なのは自分のメンタルです。

 

3.11は一切ニュース等を見ずに心穏やかに過ごそうと思います。

幸せとは??映画『マトリックス』感想。

映画「マトリックス」を見ました。

1999年公開なので、もう20年以上前の作品です。

当時、体を反らせて銃をよけるシーンを学校でみんな真似してたのが懐かしい。。

 

映画のストーリーは、主人公が現実と思っていた世界は実はコンピューターが作った仮想現実で、本当の世界はコンピューターに支配された荒廃した世界。仮想現実から目覚めた主人公は、仲間たちと一緒にコンピューターと戦う!!というもの。

 

昔見たときは、先進的なアクションシーンとキアヌリーブスのカッコ良さしか記憶になかったのですが、改めて見るとすごく哲学的な作品で、色々思うことがありました。

 

特に、「幸せ」について深く考えさせられました。

 

ストーリーの中で、仲間の一人がコンピューターと取引をして人間側を裏切るシーンがあります。

その裏切者は、荒廃した現実世界でこれ以上生きるのに耐えられず、仮想現実の世界に戻してもらうことをコンピューターに頼み、引き換えにコンピューター側のスパイになります。

 

このシーン、めっちゃ気持ちわかるな~と思って見てました。

現実世界は太陽の光もない荒れ果てたところで、娯楽も美味しい食事もなく、常に敵の脅威にさらされてる。

その一方、仮想現実の世界はまさに今私たちが生きている世界と同じく、快適で、娯楽も美味しい食事もある平和な世界。

 

どっちが幸せか?どっちで生きたいか?と言われると、私も仮想現実の世界を選ぶと思います。

リアルじゃないとしても、自分が気づかない限りそれはリアルです。

 

じゃあ、映画じゃなくて今私が生きている世界が仮想現実じゃない証拠はあるのか?

そう考えると、すごく哲学的なテーマになりますね。。。

 

印象的だったのが、この裏切者が仮想現実の世界に戻るにあたり、自分の設定をコンピューターにリクエストするシーンです。

有名人にしてくれ!お金持ちにしてくれ!と要求します。

 

仮想現実の世界は全てコンピューターでプログラムされてるので、実際の自分と関係なく、有名人だろうとお金持ちだろうと好きなように設定できるんでしょうね。

 

ここでふと思ったのが、私が同じように仮想現実世界での理想の自分をリクエストできるとして、どんな要求するだろうか?ということです。

 

仮想現実の世界で幸せに生きたい!と思ったところで、具体的に「自分の幸せ」が何なのか分からないと設定のしようがありません。

「自分の幸せ設定」について、ちょっと頭の体操で考えてみました。

 

コンピュータープログラムしてもらうだけなので、何の制約もありません。

住む場所、職業、人種、ルックス、地位、何でもアリです。

 

、、、、、、、、

 

、、、、、、、、

 

、、、、、、、、

 

 

あれ、何も思い浮かばない。

どうしよう。。。。

 

 

とりあえず、公務員にはなりたくない。

じゃあ何になりたいのか?

無職は嫌だけど、医者とか弁護士とか大変そうだし、有名人とかも興味ない。

 

住む場所は?南国のリゾート地っぽいとこがいいけど、それってどこ??

 

せめて仮想現実世界では美人になりたいけど、どんな美人がいいのか?石原さとみ系?綾瀬はるか系?

 

現実世界で独身だから結婚して子供が欲しいかも?でも一人の方が好きだしな、、、

 

 

こんな風に自分の幸せについて考えてみると、よく分からないのが正直なところでした。

普段は弁護士とか医者は手に職があってうらやましいなーと思ってるのに、じゃあ自分がなりたいかと言われるとなんか違う気がします。

海外旅行に行ったとき、こんなとこに住みたいなーと思ったけど、実際そうでもないかもしれないし。

結局、今の自分が一番なんじゃないか!?とさえ思ったりします。

 

常日頃から心穏やかに幸せに生きる方法を探しているのですが、何の制約もない仮想現実の世界ですら自分の幸せを思い描けないのか、と思ってしまいました。

 

 

もう一つ印象に残ってるシーンが、コンピューターが最初に仮想現実を作った時の話です。

最初にとても理想的な世界を作ったけど、失敗してしまった。人間はある程度の苦痛がないと幸せを感じられず、理想的すぎるとうまくいかない。試行錯誤の結果、今の私たちが生きている世界のような仮想現実が出来上がった、とのこと。(この辺うろ覚えなので実際は違うかも知れません。。)

 

このくだり、すごくしっくりきました。

というのも、仮想現実の世界でも主人公が遅刻して上司に怒られたり、ホームレスがいたりする描写があるんですが、どうせ仮想なんだから遅刻とかホームレスとかいないもっといい世界にすればいいのに、と思ったりします。

 

でも、それじゃダメなんですね。。。

嫌なことがあるからいいこともあって、その分幸せを感じられるのかもしれません。

 

金曜の夜がすごく幸せなのは、辛い月~木曜があるからです。

私は飲み会が苦手ですが、金曜なら行ってもいいなと思ったりします。

セミリタイアすると曜日感覚がなくなるそうですが、この金曜の夜の幸せも感じないのかもしれません。

 

そう考えると、嫌な仕事も私の幸せのため?なのかもしれません。

私は仕事が嫌になると「あーセミリタイアしたい!」ってすぐ思うのですが、実際セミリタイアして毎日やることが無くなると、逆に不安で不幸になる気もします。。

 

人間はある程度の苦痛がないと幸せを感じらない。

私的に結構刺さるシーンでした。

 

 

久しぶりに「マトリックス」を見て、幸せについてすごく考えさせられました。

昔見た時とは全然感想が違いました。

コロナで家に居る時間が多いので、昔の映画を見て、昔と違った感想をじっくり味わってみるのも楽しいかもしれません😃

 

 

私は最近客観力を鍛える方法を実践しているのですが、客観力がつくとすごく映画を楽しめるようになります。今回も客観力を鍛えてなかったら、キアヌリーブスカッコいいなーで終わってたかもしれません💦

 

 

sayamaru.hatenablog.com

 

 

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アドラー心理学「課題の分離」と「無責任」の違いが分からない、、、

最近、アドラー心理学の「課題の分離」を意識しています。

 

自分の課題と他者の課題を分けて、他者の課題でイライラしないこと。

 

これができれば私の悩みはほとんどなくなるのでは!?と思います。

 

仕事をしない同僚やマネジメントしない上司にイライラすることがあるのですが、それはすべて他者(同僚、上司)の課題で、私の課題ではありません。

 

私がイライラしても仕方ない!と思うように意識しています。

 

 

ですが、、、

 

「課題の分離」と「無責任」の違いが分からない

 

と思うことがあります。

 

時々、これは私の課題じゃない!って何でも切り捨てるのは無責任ではないだろうか?と思うんです。

特に、公務員がこういう姿勢で仕事をすると、たらい回しの元になってしまうのではないか、行政サービスの質が落ちるのではないか、と不安になります。

 

 

先日仕事でこんなことがありました。

 

一般の方から問い合わせメールがありました。

答えるのが難しく、時間と手間がかかる面倒な質問でした。

でも決して的外れな質問やクレーム等ではなく、国の機関としてきちんと回答しなければいけないものでした。(少なくとも私はそう思いました)

 

上司に回答方針を相談したところ、「こういう質問をいちいち相手にしたら仕事が回らない。適当に返事しとけばいい。」と言われました。

結果、ほとんど回答になってないようなあいまいな言い方で返事をすることになりました。的を射ない大臣の国会答弁みたいな、ザ・役人回答って感じです。

 

上司に指示された時はすごく驚いたし、納得できずモヤモヤしました。

普段なら納得いくまで上司に食い下がるところですが、この時は課題の分離を意識していたので、おとなしく従いました。

回答方針の決定権は上司にあり、私の課題ではないからです。

 

それに、上司の言うことは役人思考的には正しいです。

ただでさえ人手不足で、かつ超勤削減も厳しく言われている中、一般人からの何てことない問い合わせに時間と人を割く余裕はありません。

こういう面倒な問い合わせを上手くかわすことも公務員には必要です。

(同じ質問でも議員先生から聞かれたら全力で頑張るんですけどね、、、)

 

なので、私は上司の指示に従えはOKです。

自分の課題じゃないし、結果的に面倒な仕事も減ります。

何の問題もありません。

 

 

が、、、、

 

なーーーんかモヤモヤするんですよ。

これでいいのかって思うんですよね。。。

 

少なくとも私のメンタル的にはOKなんだと思います。

たぶん上司的にもOKだし、役所的にもOKです。問題ありません。

 

でも、問い合わせした人からしたらどうなんでしょうか??

わざわざ役所に問い合わせたのに、答えになってないあいまいな返事しかもらえない。

これでいいんでしょうか???

 

問い合わせの内容は詳しく書けませんが、ざっくりいうと「こういうビジネスを始めたいんだけど、法律的に問題ありますか?」って内容でした。

 

法律解釈に関する質問の回答はとても難しく、膨大な時間と手間がかかります(法律はとてもあいまいだからです)。過去の事例など全部調べないといけないし、それなりの知識と経験も必要です。

少なくとも私の部署にそういった人手も時間もないので、上司の適当に返事しろという指示も理解できます。

 

でも、丁寧に回答することで問い合わせた人のためになるのはもちろん、長い目で見ればビジネスも活性化されるし、法律違反のグレーなビジネスを未然に防ぐこともできます。

それに、あいまいな回答ばかりしていたら国の信頼性も損なわれてしまいます。

 

議員からのしょうもない質問には全力で対応するのに、一般の人からのもっともな質問は適当にあしらうって何かおかしいです。

 

今すぐは無理でも、これから人を増やしたり、無駄な業務を見直したりして、きちんと対応できる体制を作るべきなのではないかと思います。

 

と、、、偉そうに書きましたが、私一人にできることは限られてます。

上司の立場でも難しいことです。

もっともなことを言うのは簡単だけど、実際に行動に移すにはすごいエネルギーが要ります。

 

能力もないのに変な正義感だけ振りかざして思い悩むのが私の悪いところです。20代の頃はそれでメンタルを病みました。。。

 

今は「課題の分離」を意識して、自分の課題じゃないから気にしないことにします。

一番大事なのは自分のメンタルです。

 

と言いつつ、これでいいのかなって気持ちはあります。

 

「課題の分離」と「無責任」の違いって何なんでしょうか???

 

難しいです、、、😩😩😩

 

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