自分らしく生きる!

30代後半の内向型人間。生きづらさを解消して楽に生きる方法を模索中!

客観力が身に付くと、映画を10倍楽しめる!

こんにちは。心穏やかに生きる方法を日々模索中の内向公務員SAYAmaruです😃

 

先日、久しぶりに映画を見に行きました。

あまり映画は見ないのですが、割引チケットがあったので暇つぶしに行きました。

 

そこで気づいたことがあります。

前より映画を楽しめるようになっていたんです!

 

今までは、面白かったなー、よく分からなかったなー、俳優さんカッコよかったなー、くらいの薄ーい感想しかなかったのですが、今回は自分の中で思ったこと、感じたことがたくさんあり、ブログに感想を書きたい!と思ったくらいです。なので今こうやってブログを書いてます。

 

なぜ映画を楽しめるようになったかと言うと、「客観力」が身に付いたからだと思います。

 

私は少し前に自分の客観力の無さ、それゆえの自己肯定感の低さ、行動力の無さに気づき、客観力を鍛える方法を試しています。

具体的には、日記を書くことと、自分の価値観を明確にすることです。

 

最近この効果が出てきて客観力が身に付き、自分の考え方や行動が変わってきたと感じています。

 

今回映画を楽しめたのも変化の一つだと思います。

 

ストーリーを深く理解できたとか、監督のこだわりが分かったとか、映画通みたいな感想を持てたのではありません。

 

自分の中の気づき」と「今後の行動」につながる感想を持てました。

 

とあるシーンにグッと来たとき、自分はこういう場面や状況に心が動かされるんだな、と気づいたり、登場人物の行動や生き方を見て、私もこういう考え方を持ちたいな、こういうことを学んでみたいな、と思ったり。

 

今までの私だったら絶対なかったことです。

面白かったなー、つまらなかったなー、、、それだけで終わってました。

自分を客観的に見ることができるようになったことで、色んなことを感じ取れるようになりました。

たった2時間の映画ですが、映画が終わった後も含めてじっくり楽しむことができました。

 

 

そんな色んな気づきや感想を忘れないように、このブログに書きたいと思います。

 

今回見たのは、『燃ゆる女の肖像』というフランスの映画です。

※ネタバレがありますのでご注意ください。

 

ストーリーは、、

画家のマリアンヌはエロイーズという女性のお見合い用の肖像画を書くため孤島のお屋敷にやってくる。エロイーズはお見合いも肖像画を描かれることも拒んでいるので、エロイーズの母親から画家であることを隠して娘に近づき、こっそり肖像画を書くよう頼まれる。肖像画を描いているうちに二人は愛し合うようになる、、、

詳しくは公式サイトへ⇩

gaga.ne.jp

 

この映画を選んだのは、何となく海外の映画を見たかったことと、恋愛映画を見たいなと思ったからです(年末に一人で(笑))。

映画館の簡単な作品紹介を読んだだけで、前情報は特になく見に行きました。

 

最初に驚いたのは、画家のマリアンヌが女性だったことです。恋愛映画と聞いていたので勝手にマリアンヌ=男性と思い込んでました。よく考えればどう見ても女性の名前ですが、フランスにはマリアンヌって男性もいるんだな、と勝手に思い込んでいました。

恋愛映画=男女の恋愛という固定観念が自分にはあるんだな、と気づきました。

 

映画の舞台は孤島のお屋敷で、マリアンヌとエロイーズが二人で島を散歩するシーンがたくさん出てきます。周りは何もなく静かで、崖や砂浜に波がぶつかる音がクリアに響いて、とても心地よかったです。また風が強く、二人の髪や顔に巻いたスカーフが風にあおられるシーンを見て、こんな風に海沿いで思いっきり風を受けて、大きな波音を聞きながら静かに散歩したら気持ちいいだろうなぁ~と思いました。

今度旅行に行くならこういうロケーションのところに行きたい!と思いました。

 

画家のマリアンヌがエロイーズの母親から画家であることを隠してこっそり肖像画を書いてほしいと頼まれるシーン。「できるかしら?」と母親から聞かれ、マリアンヌがきりっとした顔で「もちろん。画家ですから!」と言い切ったのを見て、カッコいいなぁと思いました(ちょっとセリフ違うかもしれません)。

途中、エロイーズに完成した肖像画を否定され感情的になるシーンもありましたが、画家としても確固とした自信とプライドがあるからこそです。

当時は女性画家の地位は低く、マリアンヌは父親の名前で作品を出さなければいけない時代でした。こんな状況でも、マリアンヌが画家としての自分の能力に自信とプライドを持っているのがカッコいいと思うし、羨ましくも思いました。

私は自分の職業にこんな自信とプライドを持てないです。。。「もちろんできます!公務員ですから!」なんて冗談でもカッコつかないです(笑

 

また、お屋敷のメイドさんがこっそり中絶すると聞いて、マリアンヌは自分も立ち会うと申し出ます。実はマリアンヌにも中絶した過去がありました。ですが、当日マリアンヌはその様子を直視できませんでした。それを見たエロイーズが、中絶の様子を絵に描くようマリアンヌに勧めます。ペンをとり一心不乱に中絶シーンを描くマリアンヌ。短いシーンでしたが印象的でした。マリアンヌが過去のトラウマを絵を描くことで乗り越えようとしているシーンに見えました。

マリアンヌにとって、描くことは色んな意味を持ちます。お金を稼ぐ手段であり、自分の才能を活かす方法であり、愛情を表現する方法であり、トラウマを乗り越える方法でもあります。

絵を描くというある種の武器を持っているマリアンヌをやっぱり羨ましいなと思いました。私も自分の武器と言える確固たる何かが欲しいとすごく思いました。

 

出演者はほとんど女性でしたが、マリアンヌ、エロイーズ役の女優さんがとにかく美しい!ほぼノーメークで眉毛がくっきりしてる感じが自然体でカッコいいなぁと思い、私もこれからはシンプルメイクで行こうと思いました。そのためには肌がきれいじゃないとダメなので、来年は美肌になる!を目標にしようと思います。

 

マリアンヌはお屋敷の応接室のようなところに泊まっていたのですが、広い部屋にソファーと暖炉くらいしか物がなくガランとしてるところで、その部屋が映るたびに、こんな部屋で暮らしたいなぁと思いました。私はミニマリストで自分の部屋にもほとんどモノがないのですが、やっぱり何もない空間に憧れるんだなと改めて思いました。

 

また、毎晩マリアンヌが暖炉と月の明かりしかない暗い静かな部屋で、床にデッサンを広げて眺めてるシーンが出てくるのですが、こういう夜の過ごし方って落ち着いていいなぁと思いました。私もこの雰囲気を味わいたいと思い、自分の部屋で夜に電気を消して、カーテンを開けて、電気ストーブの赤い光だけで本を読んでみました。再現率30%くらいでしたがすごく落ち着きました。

 

最後に、今回一人で見に行ったのですが、昔恋人と映画に行ったのを思い出しちょっと寂しくなりました💦終わった後にコーヒーを飲みながら気楽に感想を言える人がいてほしいなと。特にこの映画はラストがとても感情移入させられる終わり方だったので、終わった後一人席を立って駅まで歩くのが切なかったです。。。

一人が好き!恋人いなくても平気!なんて普段は言ってますが、やっぱり一人を寂しく思う自分がいることに気づきました(^^;

 

 

以上、映画を見た感想でした。

映画をよく見る人からすると依然薄ーい感想かもしれませんが、今まで「面白かったなー」くらいしか感想がなかった私からすると、こんなに色んなことを感じ、さらにブログに書きたいと思えたのはすごい変化です。

今までの10倍映画を楽しめました!

 

客観力はもともと自己肯定感を上げるために始めたことですが、映画のように全然関係ないことにもいい影響があり、嬉しい副作用でした。

 

ちょっと大げさですが、客観力は人生を楽しむために必要なのかもしれません。

他にも客観力のおかげでいい変化があったら、このブログで紹介していこうと思います😃

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