内向型は人作りが苦手。
人脈を広げろと言われるのは辛いです。
人脈がある人は仕事ができると言われます。
特に、人を動かす立場の管理職は、ある程度の人脈が必要かもしれません。
では、人脈を作れない内向型は管理職に向いてないのか?
私はそうは思いません。
人脈を重視しない内向型の管理職は一定数必要です。
人脈仕事は無駄な忖度を生みます。
「何を」言われたかより「誰に」言われたかが重要になり、仕事の本質とずれることがあるからです。(特に公務員の世界はヒドイ)
人間関係にドライな内向型の管理職は組織に絶対必要と思います。
確かに、人脈がある管理職は頼りになります。
困難な交渉も管理職の人脈で話を付けてくれると部下としてはありがたい。人脈のない管理職には難しいです。
ですが、人脈があるがゆえにどうでもいい仕事をもらってくることもあります。部下としては面倒です。
余計な人脈のない管理職は余計な仕事ももらってきません。
人脈管理職は頼りになりますがデメリットもあるのです。
ただ、人脈がないとできない仕事もあります。
公務員の場合、国が進める政策に反対する団体や住民との調整は人脈が必須です。 業界団体のパーティーや地域の行事に参加し関係者と仲良くなるのが仕事なので。
内向型管理職には絶対無理ですが、こういった部署は避ければいいだけです。
人脈が必須の業務はコミュ力のある外向型管理職にやってもらえばいいのです。
特に公務員の世界は人脈を使った忖度業務がはびこっています。
内向型にはストレスでしかありません。
飲み会仲間だから頼みを聞いてあげる、昔お世話になったから仕事の依頼を受けてあげるという風に個人的な事情で仕事が進みます。
だからこそ、人脈を重要視しない内向型管理職は一定数必要と思います。
人脈重視の管理職も頼りになりますが、みんながみんなこんなだと息が詰まります。
むしろ、ドライに淡々と仕事をする内向型管理職が増えれば、無駄な人脈作りや根回しが不要になり仕事がやりやすくなるかもしれません。
人脈を作れない内向型は管理職に向いてないと思われがちですが、人脈を作らない内向型こそ、管理職に必要な存在です!