内向型と外向型は性格や考え方が正反対。
うまくいけば短所を補完し合っていい仕事ができますが、ストレスを感じることも多いです。
今回は、内向型の部下が外向型の上司に対しストレスを感じることと、その対処法をご紹介します。
楽観的な外向型上司&心配性な内向型部下
内向型はあれこれ考えすぎて不安を感じやすい一方、外向型は深く考えず楽観的に物事を進めます。
内向型部下が不安を抱えたまま、外向型上司に言われるがまま仕事を進めるのはとてもストレスです。
対処法:不安を具体的に伝える
外向型上司が内向型部下の気持ちに気づくことはないので、不安は自ら伝えるしかありません。
何となく話すのではなく、何が不安かを具体的に伝えましょう。アドリブが苦手な内向型が考えがまとまらないまま話すと、アドリブが得意な外向型上司に言い負けます。
紙に書いてから話したり、メールで伝えるのもおすすめ。
内向型は他の人が気づかないことに気づくこともあり、不安を伝えることが問題解決につながることもあります。自信を持って上司に話しましょう。
上司にあれこれ言うのは気が引けるかもしれませんが、内向型は上司に嫌われるより言いたいことを言い納得して仕事をする方が精神的にラクです。
相手の気持ちを考えない外向型上司&気を遣いすぎる内向型部下
内向型部下は自分の言動が相手に嫌な思いをさせてないか気になりますが、外向型上司は気にしません。
面倒なお願いをするとき内向型部下は相手に申し訳なく思いますが、外向型上司はどう思われようが全然平気。
外向型上司のメンタルの強さに内向型部下はついて行けません。
対処法:全部上司のせいにして気にしない
まずは自分の不安を上司に伝えることが必要ですが、性格の問題なので根本的に解決するのは難しいです。
下手に上司に相手の気持ちを考えさせようとしても自分が疲れるだけ。
ここはある意味諦めて、全部上司のせいにして自分は気にしないマインドで行きましょう。
文句を言われても私は上司の指示に従っただけ、悪いのは上司であって私じゃない、と心の中で唱えるのです。
忖度大好き外向型上司&忖度大嫌い内向型部下
内向型部下は出世欲がなく上の人にもさほど気を遣いませんが、外向型上司は異様に気を遣います。忖度が上手いのです。
迷惑なのは上の人の頼みを安請け合いして部下の仕事を増やすこと。
忖度に絡む仕事は意味のないものが多く、このような仕事が嫌いな内向型部下にはストレスです。
対処法:忖度業務は手を抜く
上司の指示には従わないといけないですが、「私はしょうもない忖度業務はやりたくない」との意思を示すのも大切。
忖度業務は可能な限り手を抜きましょう。積極的に手伝ってはいけません。
あくまで上司に言われたことだけをやればよく、ここでやる気を見せる必要ないです。
完成度50くらいで終わらせて、自分が大事だと思う業務に力を注ぎましょう。
まとめ:言いたいことは言うけど、諦めも必要
以上、内向型部下が外向型上司にストレスを感じることその対処法でした。
上手くやっていくには自分の言いたいことは言うけれど、時には諦めも必要かもしれません。
意識してほしいのが、外向型上司に好かれるかわいい部下になろうとしないことです。疲れるだけで何のメリットもありません。
外向型上司には面倒な部下だと思われるくらいでちょうどいいのです。気楽にやっていきましょう。