こんにちは。自分らしい働き方を模索中の内向型公務員SAYAmaruです😊
『さとり世代』って聞いたことありますか?
最近の若者、主に20代の人たちを表す言葉です。
ネットによると、この世代の人たちは基本的に欲(物欲、色欲、出世欲、等)がなく、その様子が悟りを開いているようなので『さとり世代』と言われるそうです。
主な特徴は、
・無駄な出費をしない
・意味のないことはしたくない
・恋愛に興味がない
・家で過ごすのが好き
・旅行に行かない
・人との対立を避ける
・目立つことや自己主張が苦手
などです。
これを見た時、「まんま私じゃん!!」って思いました。
もう30代なのでさとり世代ではないですが😢
と言うより、『さとり世代』の特徴が『内向型人間』に似ているんだと思います。
内向型人間は欲がないとも言えます。
出世に興味がないし、モノを持たない傾向もあり、一人が好きなので恋愛に興味があまりない人もいます。
では、最近の若い人に内向型が増えた、と言うことなのでしょうか?
さとり世代が生まれた背景は、
子供の頃から不景気しか知らず、ネットやスマホからたくさんの情報に触れ、社会の厳しさを目の当たりにして来たため、夢や目標を持たなくても安定した人生を送れればいいと考える人が多くなったから、
だそうです(ネットより)。
確かにそうかもしれません。
ですが、内向型は生まれつきの特徴なので、こういった社会的背景で急に内向型が増えたとは思えません。
内向型は3人に1人いると言われますが、昔から一定数の内向型がいたはずです。
では、なせ最近になって内向型の特徴を持つ『さとり世代』が登場したのか??
それは、
内向型が自分らしく生きやすい社会になってきたから
ではないかと思います。
内向型は社会で生きづらさを感じがちですが、そもそも自分が内向型だと気づかない人も多いです。
私も30歳になって初めて内向型と言う言葉を知り、自分が内向型だと気づきました。
本当は内向型なのに、自分が内向型だと知らず過ごしている人もたくさんいると思います。
バブル世代や氷河期世代の人たちは、必死に働いてたくさんモノを買うのが幸せだったり、過剰な競争に勝ち抜かないと生きていけないといった価値観の中で生きてきています。
こういう時代で内向型らしく生きるのは難しいし、無理やり自分を外向型だと思わなければ生きていけなかったかもしれません。
一方、今の若い人たちは、昔からネットやSNS等で様々な情報に触れ、自ら発信し、色々な生き方、価値観があることを知っています。
内向型という言葉こそ知らなくても、自分は自分らしく生きればいい!という考え方の人がたくさんいるんだと思います。
昔は内向型の人が自分らしく生きるのが難しかったけど、だんだん自分らしく生きやすい社会になってきて、3人に1人の『1人』にあたる内向型の存在感が増して注目されるようになった、
これが『さとり世代』が生まれた背景なのではないでしょうか?
ちょっと不思議なのが、若者みんなを一括して『さとり世代』と言っていますが、
さとり世代=内向型と考えると、3人に2人は外向型なので、当てはまらない人の方が多いはずです。
にもかかわらず、少数派の内向型の特徴をもって『さとり世代』と表すということは、内向型のインパクトがそれだけ強烈だったということでしょうか??
30代内向型代表(?)の私としては、この『さとり世代』の登場はとても心強いです!
職場に飲み会に全然行かない20代の後輩が結構いて、最初はすごくびっくりしたんですが(私が20代の頃は飲み会行かないなんてあり得なかったので💦)、今はすごく心強いです。
彼らを見て、別に飲み会って行かなくていいんだ、と思えるようになりました😃
『さとり世代』の登場をきっかけに、これからもっと内向型が自分らしく生きやすい社会になっていってほしいです。
さとり世代に期待してます!!