内向型はコミュニケーションが苦手。
克服しようと、本やセミナーでコミュニケーション術を学ぼうとしている人もいるかもしれません。
しかし、多くのコミュニケーション術は基本的に外向型人間向けのもの。内向型が安易に手を出すのは良くないです。
今回は、内向型が使うと危険な「コミュニケーション術」を紹介します。
いつでも笑顔
笑顔は大事ですが、いつも笑顔でいるのはよくないです。
笑顔は簡単そうでとてもエネルギーを使います。元気な時はいいですが、落ち込んでる時に無理に笑顔を作ろうすると精神的にとても疲れます。
こういう無理を続けていると、どこかでプッと糸が切れて一気にメンタルを病んでしまうのです。
常に全力の笑顔でいるのはやめましょう。
少し口角を上げて、笑ってないけど怒ってないくらいの表情を心がけてください。
無理して笑うとストレスが後から来ます↓sayamaru.hatenablog.com
雑談は費用対効果を見極めて
雑談は信頼関係の構築や情報収集に必須だという意見もありますが、内向型にはあてはまりません。
メリットが少なく、デメリットが多いのです。
内向型は雑談のような意味のない会話は嫌いなので、雑談しても苦痛なだけ。ぎこちない会話で相手に悪い印象を持たれる可能性もあります。
本当に信頼関係を築かないといけない相手、情報が必要な時を見極め、その時だけ雑談すること意識してください。
コミュニケーション本の雑談術はこの時だけ参考にするのです。仕事中のどうでもいい雑談を頑張る必要はありません。
内向型が雑談するには膨大なエネルギーが必要なことを認識し、費用対効果を考えて行いましょう。
仕事中のどうでもいい雑談の対応策はこちら↓
褒めるときは心から
返報性の法則というのがあります。褒められたら自分も相手を褒めずにいられなくなるので、お互い褒め合ってるといい関係が築けて仕事がしやすくなるとか。
褒めることも大事ですが、内向型は本心でないことを言うのがストレスなので、何でもかんでもやると疲れます。
褒めるのは心からそう思った時だけにしてください。
内向型は相手の気持ちを理解する能力が高い長所があります。
これを活かし、相手をよく見て心からすごいなぁと思った時だけ褒めましょう。
下手に上辺だけで褒めるよりずっと良い信頼関係を築けます。
以上、内向型がやってはいけないコミュニケーション術でした。
コミュニケーション術は大切ですが、内向型が使うと膨大なエネルギーが必要になります。
何も考えずやみくもにコミュニケーション術に手を出すと自分自身を苦しめてしまいます。
大事なのは費用対効果です。
自分のエネルギー量を見極め、本当に必要な人、必要な場面にだけ限定して使いましょう。