雑談が苦手な内向型も興味のある話題には積極的に加わります.
ですが、楽しい雑談でも疲れることがあります。
特に、仕事中の雑談は要注意。
同僚と楽しく雑談した後、なぜかモヤモヤして仕事に集中できなくなってしまうことがあるのです。
今回は仕事中の楽しい雑談でも疲れる理由と対策をご紹介します。
楽しい雑談でも疲れる理由
楽しい雑談でも疲れる理由は、常に自分だけ一歩遅れるテンションと、切り替えにかかるエネルギーです。
常に自分だけ一歩遅れるテンション
仕事中の雑談は、何となく始まって盛り上がり、また何となく終わって仕事に戻る、という流れで進みます。
内向型は脳の神経回路が長く、テンションの切り替えに時間がかかるため、仕事モードからいきなり雑談モードに入れません。
徐々に自分のテンションを上げて雑談モードに入りますが、この時、切り替えの速い同僚たちとテンションの時差が生まれます。
自分が雑談モードになった頃には同僚たちはすでに雑談に飽きて仕事に戻ってしまうのです。
もっと話したいのに同僚は仕事に戻ってしまう切なさ。それゆえ何となくモヤモヤするのです。
テンション切り替えにかかるエネルギー
内向型はテンションの切り替えに膨大なエネルギーが必要。
仕事中の雑談は、仕事モードから雑談モードになるときと雑談モードから仕事モードになるとき、2回テンション切り替えが必要になります。
特に、雑談後に仕事モードになるのが難しいのです。
話の余韻が残る中、集中力の要する仕事や真面目な電話はできません。頭が混乱して疲れてしまいます。
楽しい雑談で疲れない対策
では、楽しい雑談で疲れないためにはどうすればいいか?
内向型がテンションの切り替えが苦手なのは脳の構造によるもの。
そう簡単に変えられません。
対策は、テンション差を小さくすること、仕事モードに戻れないリスクを考慮することです。
テンション差を小さくする
テンション差が大きいほど切り替えにエネルギーが必要。
楽しい話題でもテンションを上げすぎないことが大切です。
自分はテンションの切り替えが苦手なことを自覚し、時には感情をセーブし、安易に盛り上がらないようにしましょう。
仕事モードに戻れないリスクを考慮
一度雑談モードに入ると仕事モードになかなか戻れないリスクを考慮しなければいけません。
集中して仕事をしなければいけない時や真面目な電話がかかってきそうな時は、楽しそうな雑談でも加わらない判断が必要です。
雑談に加る前に、「この雑談に加わると自分はなかなか仕事モードに戻れないけど、それでも大丈夫?」と自問自答しましょう。
まとめ
内向型はテンションの切り替えが苦手なため、楽しい雑談でも疲れることがあります。
特に仕事中の雑談は仕事への影響が大きいので注意が必要です。
楽しい雑談ができないのは残念ですが、自分はテンションの切り替えが苦手なことを自覚し、上手に雑談をしていきましょう!